進路指導〜プロへの道 第4回 【杉システム利用法・基礎講座(U)】 |
第4回は,杉システム利用法・基礎講座(U)です。今回は基礎講座(T)に続いて,進路指導資料の作成を例として機能及び操作の基本を説明します。ダウンロードした見本データを使って練習します。なお,実際の学年用のデータ作成については別のところで説明します。 =2003.03.06= |
《目次》 進路希望,個人の成績をまとめて管理し,正確・安全かつ効率よく作業を進めよう 1.進路指導用データの作成を開始する手順 2.進路希望調査結果の入力 3.学級ごとに一覧表を印刷する 4.進路希望先別に集計して印刷する 5.表の項目を追加,変更,または削除する方法 ご質問・参考意見等はこちらへ |
進路希望,個人の成績をまとめて管理し,正確・安全かつ効率よく作業を進めよう |
進路希望調査の結果は表に入力し、@今までの実力テストの順位または偏差値など,A評定など個々の生徒の学力を示すデータと合わせ,進路指導に使っていくことになります。 |
![]() ![]() ここではプロセス:「入力用項目の作成,成績資料の貼り付け→進路希望の入力→帳票の印刷」のための操作のいくつかを説明します。なお,データは,お試し版のダウンロード時に作られた見本データを使っています。(お試し版開始の方法) |
ページトップへ |
進路指導用データの作成を開始する手順 |
(1) システムの開始
アイコンをダブルクリックなどして,杉システムを起動します。なお,詳しい説明は第2回から「(1)お試し版の開始」以下を参照してください。
|
(2) 「見本データ集」を開く
![]() ●「見本データ集」をクリック…見本データの一覧が開きます。 |
(3) 「公立判定用・進路委員会資料」を選択
![]() ※ 一度に表示する題名は20個です。処理したい表が表示されていない場合は,図のように下の藍色の部分をクリックしてページを切り替えてください。 |
(4) テストの得点または順位,評定などデータの表への貼り付け
![]() ![]() ※ 他に入力,計算,並べ替えなどのボタンが並んでいます。 ● すぐに終了したい…[終了]をクリック ● 他の表からデータを貼りつける…[併合]ボタンをクリック→カーソルを複写したい領域の左上かどまで移動し,[複写]ボタンをクリック→以後メッセージに従って操作→[併合切除] ※ 今回は貼付けが終了していることにして次に進みたいと思います。詳しくお知りになりたい方は杉システム本体のボタン表記を右クリックして出てくる解説を参照してください。 |
ページトップへ |
進路希望調査結果の入力 |
(1) 「入力」を選択
![]() ![]() ● 入力を間違えたら…カーソル移動ボタン[↑][↓][→][←]をクリック,または↑↓→←キーでカーソルを直したい欄まで移動し(直したい欄をクリックしてもよい),正しい志望校を入れなおします。 ● 欠席者は?…[欠席]をクリック ● 入力する度に,カーソルが「愛知君の第1志望→石川君の第1志望」の向きではなく,「愛知君の第1志望→愛知君の第2志望」の向きに動くようにしたい…「愛知君の第1志望」の欄でクリックして[‖←]クリック,そして「愛知君の第2志望」の欄をクリックして[→‖]クリック。 ● 転入が1組男子に発生…1番から順番に入れていってカーソルが1組女子31番にきたところで[転入]をクリック。 ● 入力が終わったら…[終了]クリックで,自動的にディスクに記録される。(但し,超お試し版の場合はディスクに記録されません) (参考) ●Microsoft Excel(R)のデータを貼り付けたい…エクセル側で範囲を決めて[編集]→[コピー]しておいてください。その後,『win杉』側で貼り付け位置の左上角で右クリックし,「クリップボードから貼り付け」を選択します。貼りつけるデータと一致するものがが引用文字データ表中にあれば,その文字データが貼り付けられます。貼り付け位置を間違えたときは[復活]で元にもどります。 |
(2) 参考事項
● 入力選択用の学校名の追加・修正…入力位置が,公立中学校のデータを選択する列になっている場合,一覧表が表示されて,その中から選択できます。追加,修正は[DATA]ボタンクリックによって行います。 ● 新しい入力用項目を作りたいとき…編集画面で,[項目設定]で,公立は@,私立はAを選択します。 |
ページトップへ |
学級ごとに一覧表を印刷する |
学級ごとの印刷は計算画面の[印字]で行います
![]() ![]() ![]() ●Aで確認ボックスについて…ここで[詳細指定]をクリックすると,印刷結果を画面上で確認したり,より詳細な指定を行うことができます。(並べ替え画面での印刷と同様ですからこちらを参照してください) ※ 印刷時に,学級と学級の間は必ずスペースが入るか改ページし,必ず学級ごとに分離した表が作られます。 |
ページトップへ |
進路希望先別に集計して印刷する |
(1) 「並べ替え」を選択![]() ![]() ● ここで[並べ替え]をクリックします。 |
(2) 試しに志望校ごとに集約して表を作ってみる![]() ![]() ![]() ● 各志望校内の現在の並び順…最初の学級順・名簿順が維持されています。しかし,実際には各表内を他の順番,例えば成績順にしたい場合は,「第一志望校」で分類する前に並べ替えておく必要があります。(3)で,その方法を説明します。 |
(3) 志望校ごとに集約し,さらにそれぞれの中で成績順に並べる![]() ![]() ![]() ●(イ)「評定9科」でソート…@2組6番群馬君の評定/9科43をクリック A右側の[整列▼]をクリック…これで表全体が評定9科合計の値の大きい順に並びますが,同一評定の中は「実力/平均」の小さい順番が維持されています。 ●(ウ)「第一志望校」で分類…@一番上の評定45の列の第一志望校菊里 1Bをクリック A右側の[整列▲]をクリック…これで表全体が志望校ごとに分類にされます。そして各志望校の中の並びは,評定9科合計順(同一の場合は実力テスト平均順位の優れた順)になっています。 |
(4) 印刷する![]() ![]() ![]() ● 印字先頭位置の指定…旭丘を希望する1組40番鳥取美杉さん>評定合計/3科15をクリック A[印字]をクリック ● 用紙のサイズや向きを気にしないとき…表の末尾静岡ますみさんの判定の欄×をクリックすると,次の場合を除いて直ちにプリンタに全員分の印字データが送られます。 ●(イ)「中見出しファイルがあります」のメッセージが表示される場合…相関関係表示画面で,学校ごとに合否判定基準などの説明データが設定されています。もし設定されていれば,[使用する]を選択することによって,各表の見出し部分にそれを表示させることができます。(詳しくは,杉システム本体で,右ボタンによって解説を見てください) ●(ア)@で詳細設定を選択した場合…Aのように表示されますから,印字範囲の右下を選択します。その場合引き続き詳細な指定や印字イメージの確認ができます。 |
![]() ![]() ![]() ● 表示…印刷イメージを画面上に表示します。 ● 印字…印刷を実行します。 |
ページトップへ |
表の項目を追加,変更,または削除する方法 | 道具箱から編集を選択します。![]() ![]() ● 項目設定…新しい項目を作る。ダウンロードした見本データでは,符号@が愛知県尾張地区の公立高等学校名,符号Aが同じく私立高等学校名に割り振られています。 ● 見本利用…既に出来上がった他の表から項目名や計算式など表の形式だけ取り入れる ● 併合…他の表を現在作業中の表の右側に接続する ● 項目削除…表から項目を取り除きます ● 内容消去…現在と同じ表で中身の値を全部空白にした表を新しく作る ※ 詳しくは画面のボタンを右クリックして解説を読んでください。 |
ページトップへ |
● ご質問,参考意見等があれば次のフォームに入れて送信してください |