Q&Aのページ
(2007.07.21更新)
                      
※ ご質問の投稿はこちらからどうぞ。

Q: 自動縮小機能は便利ですが,行間も縮むので罫線を無視した印刷になるのが残念…
A:  字数が多くなっても所定の用紙の枠内に全文収まるように,文字の大きさを自動的に縮小する仕組みになっています。しかし,この縮小は縦横同比率で(全体を相似的に)行うため,用紙に予め罫線が印刷されている場合,罫線を無視した印刷になってしまう欠点があります。その欠点を行間を保って縮小のオプションを追加することによって解消する方向で作業をすすめています。バージョン2.10.34(2007年9月上旬リリース予定)で実現する予定です。

Q: 指導要録用の書式があれば便利なんですが・・・。自分で作るのは難しそうです。
A:  用紙の記入位置にうまくはまるように設計した書式があります。version2.10.33以後の見本ディスクには追加されています。(お試し版の使い方参照)
 なお用紙の記入位置は年度ごとに微妙に変わりますので,微調整する方法が「季節の歩み」第9回に載っています。

Q: 一部の生徒に限って他の生徒向けのものから一部変更した書式を適用できませんか。(この質問は[並べ替え][強力][機能][個人別文書…]の活用に関するものです。)
A:  特定の生徒に対して標準的な生徒向けと異なる特別な書式を適用したい,またはひとつのデータを複数の文書で利用したい場合は,一つのデータに対して複数の書式を使い分けることが必要です。そのために[様式記述ファイル]ボタンが用意してあります。まず[様式記述ファイル]ボタンをクリックし,「新しいファイル(書式を改造)」を選択します。そして,現在のファイル名と異なるファイル名に直してください。以後の書式の編集は古い名前のファイルをコピーした新しいファイルに対して行われます。以前の書式に戻したいときはやはり[様式記述ファイル]ボタンをクリックし,以前のファイル名を選択し,[ファイルを交換]を選択してください。(バージョン2.01.07以前はボタンの記述だけがやや異なっていますが,操作は同様です)このようにして複数の書式を使い分けることができます。

Q: 学習成績一覧表のための表を編集画面で見本利用しましたが,学習成績一覧表の書式が表示されません。
A:  バージョン2.01.06以前は,「様式記述ファイル」に示されるファイル名を変更した場合,見本利用しても「様式記述ファイル」のファイル名の部分だけ複写されませんでした。バージョン2.01.07でその問題は解消しています。従いまして,お手数ですが『win杉』をもう一度ダウンロードしていただき,最新版に更新されますことをお勧めします。なお,バージョン2.01.06以前のバージョンでも「様式記述ファイル」をクリックしてファイル名を手作業で入力することによって,書式を正常に表示させることができます。

Q: 表を複写したのですが,開いてみたらある列より右側のデータが全部失われていました。どうしてでしょうか。
A:  バージョン2.01.06以前は,大きな表を複写(新学級移行やバックアップの場合も含む)する場合,表が完全には複写されない(列数が92を越えた部分は見ることができなくなる)ことが判明しています。バージョン2.01.07の時点でその制限は解消されましたので,お手数ですが『win杉』をもう一度ダウンロードしていただき,最新版に更新されますことをお勧めします。

Q: 受験校ごとの受験結果(合否の数)を簡単に集計する方法はありますか。
A:  [集計]ボタンが[並べ替え]画面に用意されています。受験校別に「合否」欄の○×それぞれの個数をカウントする場合を例にとって説明します。

@ ○×入力済みの列のセルを,どれでもよいから左クリック。次に[整列▲]ボタンを左クリックすると,受験校の違いを無視して全員が○×別に並びます。
A 受験校の列のセルをどれでもよいから左クリックし,[整列▲]ボタンを左クリック。すると受験校別に集まり,その内部は○×別に整理されます。
B 次に,対象受験校の一番上の行にある○×列のセルを左クリックした後,[集計]ボタンを左クリック。
C 対象受験校の一番下にある○×列を左クリック。
D これで○×別に件数が表示されます。
E 受験校別受験者数を集計する場合は,受験校の列のセルの上端左/[集計]/下端を順にそれぞれ左クリックします。

 ※ [集計]は指定した範囲で,現在の表示順に連続データをカウントする機能です。

Q: 帳票印刷時に自動的に表示される「題名」・「日付」・使用者の名前の部分を,印刷する時点で変更したり非表示にできますか。
A:  帳票の題名は,現バージョンでは表名をそのまま印刷します。どうしても変更されたい場合は道具箱の[表移動操作]→[題名変更]で表名そのものを変更し,印刷後元に戻せばよいので,不可能ではありません。(今後のバージョンアップの際,より便利な方法が実現する可能性はあります)
 一方,日付と使用者名を,主要な帳票に必ず付加するようにしております。これは,著作者によって正式に承認された環境で『win杉』が使用されていることを明示し,万が一不法な使用が起こることを防止したいためです。(正規に利用されている皆様に対しては,失礼なことを申し上げました)どうかご理解ください。

Q: 階級関数を使っても○△×の記号が入りません。
A:  階級関数の形式は,次の通りです。
  書き込む場所=階級(得点,境界値1,境界値2,…)
 特に○△×を表示させるためには,次のようになっていることが必要です。
  •  書き込む場所[編集]画面[項目設定]"○△×"属性で作った項目である。
  •  得点は数値項目([編集]画面[項目設定]"0"など)属性であって,数値が入力済みである。
  •  境界値1=0,境界値2=△の最低値,境界値3=○の最低値になっている。
 そのようになっているか,確認してください。

Q: 関数の使い方がよくわかりません。具体的に例を掲載していただけますか。式の入力ができません。
A:
 計算は[計算]画面で行います。合計,平均,順位などの他,列を空白にする関数などもあります。国語から英語までの得点合計を「中間.合計」と名づけた列に書き込む場合を例にとって説明します。
@ 答えを書き込むのは「中間.合計」の列ですから,その列のセルをどれでも左クリックします。すると,下の横長の四角形の中(式)が中間.合計=となります。
A 右列に縦に並んだボタンから[合計]を左クリック。式は中間.合計=合計(
B 国語の列に上から得点が並んでいます。国語の得点の入ったセルをどれでも左クリック。式は中間.合計=合計(中間テスト.国語)
C 社会の得点の入ったセルをどれでも左クリック。式は中間.合計=合計(中間テスト.国語,社会)
D 計算式が完成したら右列一番上の黄色いボタン[実行]を左クリック。これで全員一斉に計算します。
 なお,全員に10点プラスするなど,定数の入力は[定数]ボタンクリックで,数値入力BOXが開きます。入力後[Enter]キーです。

Q: 自動判定について教えてください。評定を2ポイントとし,3回のテストを1ポイントにし,合計5ポイントの内,4点以上を○,3点以上を△,それ以下を×にすることは,可能でしょうか。
A:  自動判定については,従来から並べ替え画面の[相関][対象別画面][基準表示]で,[判定記号書き込み](志望校,評定・テスト結果と基準→○△×)の機能が,用意されていました。しかし,この方法は評定とテスト結果を論理演算(and)によって結合しており,質問の,ポイントの数値演算(+)による結合に対応しておりませんでした。
 しかし,バージョン2.01.03で登場した計算画面の新しい関数[判定]を使えば質問の発想通りに判定を進めることができます。([男女]ボタンを右クリックして切り替えます)操作の大筋を次に示しておきます。
  1.  志望校とテストや評定の項目のほかに,編集画面で,3つの整数項目「判定.評定」「判定.テスト」「判定.総合」と1つの○△×項目を作っておく。
  2.  並べ替え画面⇒[相関][対象別画面][基準表示]の画面で各志望校の基準を作成しておく。
  3.  計算画面で「判定.評定」「判定.テスト」のそれぞれのポイントを[判定]関数を使って計算。
  4.  [合計]関数を使って3.の値を「判定.総合」に合計する。
  5.  [階級]関数([判定]ボタンを右クリックして切り替える)を使って4.の数値を記号に変換する。
  6.  また,2.〜4.の計算をセットにして自動化できます。([計算]/[再生]を右クリック)
 詳しくは,『win杉』本体の,次のボタンを右クリックして表示される解説を参照してください。
●編集画面⇒[項目設定],●並べ替え画面⇒[相関],●計算画面⇒[判定][合計][階級]

Q:  選択教科の教科担任が,自分の担当する時間に来る生徒だけを抜き出した名簿に対して処理できるようにしたい(それ以外の生徒は表から見えないようにしたい)
A:  現状では、選択した生徒以外を名簿から見えなくすることはできません。ただ,実質的に次の方法で対応できます。
@ 項目「選択用番号」を整数属性で左端に作る。
A @で作った項目に,選択している生徒について通し番号を入力する。
B 選択していない生徒については空白のままにする。
C 以後,入力・印刷等は,並べ替え画面で@で作った項目で整列▲で上のほうにまとめて作業する。
 ただ,個々の表の属性の一つとして,「対象者以外非表示」を追加することは意味があると思いますので,検討させていただきます。

Q:  Windows2000上でも使うことができますか?
A:  一部WindowsNTで使うことができないAPI(内部関数)を使っているので無理だろうと予想しています。いずれは試してみる予定ですが…。(勇気をもって試していただいた方からの報告をお待ちしております)

Q:  データ用ドライブの検索順を指定してFDを無視する設定にしても,必ずFDへのアクセスが行われてわずらわしいんですが
A:  内部的に必用があって必ずFDにファイルを探しにいっています。しかし,確かにわずらわしいので対処の方法を検討中です。

Q:  計算式を作って合計する際,重みを設定しても,勝手に0になってしまってうまくいきません
A:  計算画面で「=合計」の計算式を作る際,'×重み','÷重み','定数'を指定すると重み付きで合計したり,定数を加えることができます。しかし,旧バージョン(バージョン2.00.78まで)ではウィンドウズxpで動かした場合,「どんな値を入力しても必ず0になってしまう」不都合が起こっていました。バージョン2.00.79で修正しましたので,最新版をダウンロードし直してお使いください。

Q:  ある日突然データをFDに書きこめなくなり,以後いつも「ディスクに障害があります」と表示されます(データを読み出すことだけはできます)
A:  今のところの判断ですが,3.5インチFDは比較的記録できるファイル数が少ないように思われます。『win杉』の現バージョンでは,書きこみに失敗しても「書きこみできませんでした」という意味のメッセージが,一部出ない場合があります。すると,以後ファイルは書き直しができないので,次回からファイルを作ろうとする度にいつも「障害があります」というメッセージが出ます。ディスクが物理的に壊れていなければ,対策はファイルを減らすことです。(実際には現在のFDから一部または全部の表を選択して未使用のFDに複写します)新しいFDを用意して次の手順で行ってください。

★複写元のFDをセットして『win杉』を起動し,表を一つ選択→道具箱で「表移動操作」クリック→「表複写」クリック→複写元は「現在のデータディスク」を選択→他のFDに移す表をいくつか選択(または「全部選択」)→「○個複写を実行」をクリック→複写先のドライブを選択(「リムーバブル」と表示されているFDなど)→選択した表の行き先を指定(個別または「全部はめこみ」)→「実行」をクリック★

 ※ 「全部の表を複写」しても,'.bak'ファイルは複写されてないのでファイルの数は相当減らすことができます。

Q:  「編集/見本利用」で新しい表の枠を読み込んだ後,格納位置を決めて編集を終了するのですが,「データディスクに障害あり!書きこめませんでした」と表示され,実際新しい表の保存ができません
A:  バージョン2.00.80及びそれ以前のいくつかのバージョンにおいて,そのような事態が発生することが判明しました。データ用のディスクに障害があるかのようなメッセージが表示されますが,実際はデータディスクは正常です。解決策は,ホームページの「『杉』お試し版のダウンロード」から最新のバージョンをダウンロードして更新していただくことです。なお,ご使用中の「杉システム」の使用期限は更新前に設定されていた期限が維持されます。(永久使用版であった場合は,引き続き永久使用できます)

Q:  使用中の「杉システム」を,「『杉』お試し版のダウンロード」によって更新すると,更新前に持っていた使用期限がクリアされませんか?
A:  「『杉』お試し版のダウンロード」によって,いつでも最新のバージョンをダウンロードできます。ダウンロードしたプログラムでご使用中の「杉システム」を更新した場合は,ご使用中の「杉システム」の使用期限は更新前に設定されていた期限維持されます。(永久使用版であった場合は,引き続き永久使用できます)

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