評価評定〜達人を目指す 第4回 |
評価評定シリーズ第4回は『win杉』で,複数回のテストなど観点別得点を1個の表に集約する方法を説明します。=2004.07.12= |
《目次》 複数回のテストなどの観点別得点の集約 サンプルを用いて処理方法を紹介 ご質問・参考意見等はこちらへ |
複数回のテストなどの観点別得点の集約 |
(1) 1個の表への集約
第3回に解説した方法で,定期テストの得点を観点別に集計したとします。それを1学期の評定に使用する場合,評定算出のための表に得点を貼り付ける必要があります。その方法は,2つあります。一つはクリップボードへに貼り付ける方法,もう一つは[複写]ボタンを使う方法です。後者は『win杉』のデータを他の表計算ソフトとの間で相互にコピーするために用意された方法ですが,『win杉』の表同士でも使用できます。前者は『win杉』内でデータを移動させる場合の標準の方法で,今回はこれを説明します。
その概略は,「[編集画面]を用いて現在扱っている表に一時的に他の表を継ぎ足し,必要な部分をコピーしてから切り離す」です。以下,具体的に説明します。 |
(2) 今回の解説に使用する表
『win杉』まだインストールされていない場合は,ホームページ内の体験版ダウンロードから「お試し版」を取得してください。インストールすると,『win杉』本体と同時に今回説明する表を含むサンプルデータも使用できるようになります。
今回使用する表は,4ページ目の「1学期評定・理科」と「1学期 理科 中間テスト結果」です。 |
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サンプルを用いて処理方法を紹介 |
(1) 表の選択
![]() ●1 「C:\Sugidのディスクは,次の領域に分割されています」…[見本データ集]を左クリックして選択します。 ●2 下の段の青紫色の部分の表示…[4 評価・評定]を左クリックします。目的とする表はここに入っています。 ●3 下の段の青紫色の部分の表示…[1学期評定・理科]を左クリック。この表が今回のサンプルです。 ●4 下部にある道具箱の表示…道具箱から[編集]を左クリック。他の表を接続したり部分的に複写する機能は,次に表示される編集画面に入っています。 ●5 画面右側の操作ボタン…[併合]を左クリック。現在の表「1学期評定・理科」の右側に他の表を接続することができます。(他のドライブやディスクから接続する表を選びたい場合は[併合]ボタンを右クリックします) ●6 表の一覧の表示…[4 評価・評定]のページから[1学期 理科 中間テスト結果]を左クリック。この表が今回の説明で接続する表です。 |
(2) 必要なデータを貼り付ける
![]() ●7 接続された表…[→]ボタン左クリックなどの方法により,右側に「1学期 理科 中間テスト結果」が接続されているのを確認することができます。 ●8 [←][→]ボタン…左クリックして(スクロールバーを使ってもよい),併合した部分にある,コピーしたい「関心」などの列が見えるようにします。そして,複写したい列のうちで,一番左の列にあるどれかのセルを左クリック。 ●9 [複写]ボタン…左クリック。クリックしたセルが複写範囲指定位置の一つになります。 ●10 列⇔ブロック…全員のデータを同時に複写する場合は[列]が便利です。●が[ブロック]についている場合はこのボタンを左クリックして●列指定にしておきます。([ブロック●]指定は縦の複写範囲も同時に指定し,学級単位で複写する場合に使います) ●11 複写範囲の右端の列…左クリック。これで複写すべき範囲の指定が完成しました。 ●12 [←][→]ボタン…左クリックして(スクロールバーを使ってもよい),もとの表にある,複写先の「関心」などの列が見えるようにします。そして,複写先の列のうちで,一番左の列にあるどれかのセルを左クリック。これで複写が完成しました。誤って複写した場合は[復活]ボタンを左クリックすると,元に戻ります。 ●13 [併合切除]ボタン…左クリック。右側に一時的に接続した表の項目がすべて除去されます。 ●14 [併合切除]してよいかどうかの確認です。実行してよい場合は[実行]を左クリックします。 ●15 [終了]…他の表からのデータの貼り付けが終了したら左クリック。 ●16 [表の形式が変更されました…]…上から2番目の「置き換える」を左クリック。(念のために元の表を残したままで新しい表として保存する場合に一番目を選択します) |
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